新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ、編集部 15
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今シーズン大きな変更を受けたのが、「#28 GR86 CNF コンセプト」だ。ここ数年TGRは、ST-Qクラスに「GR86」を投入し、新型GR86の開発を進めているのは公然の秘密。今年は、エンジン排気量を昨年の1.4Lから1.6Lに変更してきた。
現在市販されているGR86に搭載されるのは、スバルとトヨタが共同開発した2.4L水平対向4気筒エンジン(FA24)。しかし昨年までS耐では、「GRヤリス」などに搭載されている1.6Lの3気筒ターボエンジンを、1.4Lに排気量を落としてレースを戦ってきた。今回の排気量の変更は、TGRとして1.4Lエンジンのテストにある程度区切りがついたからだそうで、今シーズンは1.6Lに戻し、新たなトライを行っていくという。
もちろんTGRは、次世代のGR86に1.6L 3気筒ターボを搭載すると明言しててはいない。もちろん今後方針が変わる可能性もないわけではないが、長い間GR86でテストを繰り返してきたGR謹製エンジンを活用しない手はないだろう。
今後はGR86のウィークポイントでもあるミッションが1.6Lターボの高出力・大トルクに耐えられるよう、今回合わせて投入した新型トランスミッションとのマッチングを評価していくと思われる。
(次ページに続く)
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